毛深い 女性 悩み

性別を問わず毛深いのはコンプレックスの原因に

コンプレックスに苦しむ女性

 

自分の体毛が毛深いと、コンプレックスを持ってしまう大きな原因になりがちです。

 

女性にとって体毛が濃くて毛深いと、なんだか男性みたいでとても恥ずかしいですよね。小学校などの小さなころはそんなに気にならなかったムダ毛も、成長とともに思春期になってくるとどんどんとその存在が気になり出します。

 

そこで、ムダ毛を処理するためにカミソリで処理をしたりピンセットで抜いたり、フォームで除毛をしたりと、脱毛に関して興味を持ち始めます。

 

しかし、もともと毛深い人にとって、ドンドンと伸びてくるムダ毛は面倒でありコンプレックスの原因となってしまいます。

 

もちろん、女性だけでなく、男性にとっても性別を問わず毛深いのはコンプレックスになると言われています。とくに、日本においては女性だけでなく男性も体毛が薄い人が多いですよね。

 

特にジャニーズ系など、日本ではどちらかというと中性的な男子のほうがモテることもあり(一概にはいえませんが・・・)男性もまるで女性のように、体毛や身だしなみに気を使う風潮があります。

 

そのため、男性の平均が毛が薄いと言うことになっており、毛深い体質の場合は、他の人からすると浮いた存在になってしまい、恥ずかしくなります。

 

体質によってはまるで熊のように毛深くて、とても恥ずかしい思いをすることだってあります。それが自分の体に対するコンプレックスの原因になっていくのです。

 

毛深いのは遺伝する?

ところで、毛深さというのは遺伝をするものでしょうか?

 

体質を見ていれば良くわかるのですが、子どもというのは親の体質や容姿などの多くを引き継いでいます。そのため、少なからず毛深さは遺伝すると言われています。

 

また、両親は毛深くないのに自分だけが毛深いと言うこともあります。

 

そういう時には、両親だけでなく、祖父母様の体質も調べてみてください。体毛の濃さというような体質は直接の遺伝だけではなく、世代を隔てた隔世遺伝として表れやすくなっているのです。

 

もちろん、両親から受け継いだDNAだけでなく、その家族が住んできた地域などの外部的な要因も体毛の濃さに起因しています。

 

遺伝の仕組み@優性遺伝とは

毛深さが遺伝すると言われても、なかなか理解に苦しみますよね。そこで遺伝の仕組みについて解説いたします。

 

まずご紹介するのが優性遺伝です。

 

優性遺伝というと、ついつい優秀で質の良い遺伝子を想像しますよね。しかし、学問上はそうではなく、遺伝子の種類の中でもより強い遺伝子のことを言います。

 

また、優性遺伝子の反対に劣性遺伝子という種類があります。劣性遺伝子は優性遺伝子とは異なり弱い遺伝子であると言われています。

 

さて、遺伝子がたとえばXx,Yyという状態で構成されているとします。

 

この時、XやYという遺伝子が強い場合、Xはx遺伝子に対して優性、xはX遺伝子に対して劣性であると言います。

 

そして、遺伝が行われる際には主に優性遺伝が先行して行われます。単純に考えた場合の遺伝子の組み合わせとしては、XY、Xy、xY、xyという組み合わせになります。

 

このとき、優性遺伝子のXやYが入っている組み合わせはXY,Xy、xYとなっており、これらを優性遺伝と呼びます。

 

顔の輪郭で行くと、長い輪郭よりも丸い輪郭の方が、まつげの長さで行くと短いまつげよりも長い睫の方が、優性遺伝が起こっていると言えるのです。

 

これを体毛について見てみると、より体毛が濃い方が、身体を守ってくれると言えるので優性遺伝子は、体毛が濃い方となります。

 

そのため、子どもが生まれた場合に、体毛の濃さを単純計算してみると、最高に濃いのが4分の1の確率、通常の毛の濃さが4分の2の確率(つまり2分の1)、毛が薄いのが4分の1の確率で生まれることとなります。

 

遺伝の仕組みA劣性遺伝とは

先に説明した優性遺伝とは異なり、劣性遺伝とは、比較的発現力の弱い遺伝子が組み合わさることを言います。

 

そのため、体毛の濃さで考えると、薄い体毛が劣性遺伝となります(人間界では、体毛が体を守るためにあるという考えから濃い方が優勢と言えるのです)。

 

以上に述べたように、子どもが生まれてくる際に毛深いかどうかについては、両親やその血族などの有する遺伝子の強さなどによっても異なってくるのです。

 

妊娠中に毛深くなる理由は

妊娠中は、体毛が薄かった人でも、突然毛深くなる時期があると言われています。

 

妊娠すると、ただでさえ情緒が不安定になるのに、毛深くなるとさらに落ち込みますよね。ですが、毛深くなるのにも、もちろん理由があるのです。

 

妊娠期間が長くなっていくと、その妊娠状態を維持するためにエストロゲンプロゲステロンという女性ホルモンが分泌され続けます。

 

これらのホルモンは女性ホルモンなので、通常であれば体毛を薄くしてツルツルのお肌に保つ働きがあるのです。

 

しかし、妊娠中は、特に母体は赤ちゃんのことを守るように変わっていきます。体毛が存在している理由は体を外部刺激から守ることです。

 

体毛は防御反応の証

もちろん、赤ちゃんがお腹にいるとなると、体の防衛本能が働き、外部から身を守ろうとします。また、赤ちゃんは温度変化に過敏なので、体温を維持するためにも母体の体毛が濃くなって、赤ちゃんを守ろうとします。

 

赤ちゃんを守ること、これこそが妊娠中に毛深くなる理由と言えるのです。

 

赤ちゃんが毛深い理由は

赤ちゃん

 

生まれてきたときからとても毛深い赤ちゃん、はじめて見た母親はショックを受ける方もいらっしゃいます。

 

しかし、赤ちゃんの多くはもともと毛深いことが多いのです。もちろん、それには理由があるのです。

 

その理由とは、身体の皮膚を守るために存在していると言われています。妊娠中の赤ちゃんは、お母さんのお腹の中で羊水に守られながら生活しています。

 

このとき、放っておくと肌がどんどんとふやけて行ってしまい、赤ちゃんに負担を与えてしまいます。しかし、体毛があるおかげで、肌を守ることができるのです。

 

つまり毛深く見える産毛が必要とされるのはお腹の中に居る間だけです。そのため、出産後しばらくするとこの産毛はどんどんと抜け落ちて行きます。

 

ですので、生まれた時に毛深かったとしても落胆せず、様子を見ていくうちにツルツルのお肌になっていくので安心してくださいね。

 

人種による毛深さのちがいについて

いろんな国の人達

 

多くの女性にとって気になるムダ毛ですが、人種によってもその毛深さが異なってきます。その理由は、体毛が生えている理由に基づくのです。

 

そもそも、体毛が生えている理由というのはゴミやチリと言った外部刺激からお肌を守る役目を果たすためだと言えます。また、紫外線など、目に見えない刺激もお肌にダメージを与えます。

 

そのため、赤道近くなど、より紫外線の多い地域に住む人種はより毛深い性質を持っていると言えるのです。

 

さらに、体毛が存在する理由には、体の保温効果を高めるためだということも挙げられます。体毛がない状態だとお肌を保温する物がなく、体温は冷えていく一方です。

 

その反面、体毛がある場合だと体毛同士が空気の層を作るため皮膚が直接冷えていくのを防ぐことができます。そ

 

のため、ロシアなどの寒い地域に住んでいる人種の方が、より体毛が濃いという性質を有しています。

 

物理的な刺激やステロイドなどの副作用で毛深くなることも

お肌に対する物理的な刺激も毛深くなる原因だということをご存知でしょうか。最近では、自己処理としてカミソリやシェーバーなどでムダ毛を脱毛する方も増えてきましたよね。

 

しかし、もともと体毛はお肌を守るために存在しているものです。そのため、身体には本能的な防御本能があり、体毛がなくなると、余計に体毛を濃くして生えさせようとするのです。

 

また、夏場など暑いからと言って薄着で過ごす生活を続けていると、身体は体温調整をしっかりするために、より多くの体毛をはやすことになります。

 

ほかにも、ステロイドなどの薬を用いることでも体毛が毛深くなることがあります。

 

この多毛症はステロイドの副作用としてもポピュラーなものです。

 

ステロイド系抗炎症薬の副作用(Wikipedia)

 

というのもステロイドは副腎皮質ホルモンとも呼ばれており、一種のホルモン様作用を担っています。このホルモン様作用の働きによって、体の傷を修復したり回復させたりしていきます。

 

ステロイド剤にも、もちろんホルモン様作用が働きます。そのため、体質によっては傷口にステロイド剤を塗ったところ、ホルモンの働きで毛深くなってしまったというケースも多々見られます。

 

多毛症という病気もある

今まではそこまで体毛が気にならなかったのに、突然に毛が太くなってしまったり硬くなってしまうと言うことが起こり得ます。

 

それを多毛症と呼び、もともと柔らかく短い毛だった軟毛が、硬くしっかりとした硬毛へと変わっていく症状を呈します。

 

この多毛症の原因は体内における男性ホルモンの量が増えることにあります。

 

女性が多毛症になるときの主な原因は多膿胞性卵巣症候群であると言われています。女性の体の中で男性ホルモンが分泌されるのが卵巣と副腎という場所になります。

 

まれに、この部位に病変を持っている場合には、男性ホルモンが多く分泌されるおかげで体毛が毛深くなってしまうと言うケースがあります。

 

この症状が発展すると、女性であっても男性のような口ひげが生えてきたりすることもあります。

 

また、足などに生えてくる毛も男性同様の太い毛が生えてきます。もしも異変を感じたら迷わず病院を受診して相談してくださいね。

 

女性ホルモンを整えると毛が薄くなる可能性も

リラックスする女性

 

男性ホルモンが体毛を毛深くするのに対して、女性ホルモンにはお肌をツルスベにしたりムダ毛を少なくするという効果があると言われています。

 

最近体毛が濃くなってきているという人は、もしかすると男性ホルモンが優位に分泌されていて、女性ホルモンの分泌が止まっているという可能性もあるので注意が必要です。

 

社会人や学生になると毎日の生活が忙しくて生活習慣が乱れてきますよね。しかし、これこそがホルモンバランスを乱してしまう元凶です。

 

出来ることなら、人間関係や仕事、勉強などのストレスから自分を解放して、リラックスする時間を設けるようにしましょう。

 

また、早寝早起きを心がけたり軽度な運動をしたり、また、食事の内容を見直すなど、生活習慣の改善をしてみましょう。

 

そうすることで、自然と女性ホルモンの分泌量も増えて、体毛が薄くなる可能性がありますよ。